HSC子育ての保育園巡回相談!嫌なことを全力で嫌と表現できることは大切

 

 

言葉の発達の遅れから、2歳から市の発達支援教室に月1回通っているそーちゃん。

保育園でも、そのことは伝えてあるので、保育園での巡回相談も希望があれば予約できますよ!とのことで、お願いしました。

 

今回は、巡回相談でのそーちゃんの様子などをまとめてみました。

 

 

 

 

巡回相談とは?

私自身、巡回相談というものを知らなかったので、保育園の先生から「巡回相談というのがあるんですが、もしご希望があれば予約できますよ!」と言われて、どういうものなのか質問してしまいました。

 

巡回相談とは

教育専門機関などの専門相談員の方が、保育園や幼稚園、学校へ出向いて、訪問相談をすること


いきなり「巡回相談しませんか?」と先生に言われて、「うちの子なにか問題あるんですか?」と心配になる親御さんもいるそうですが、私は発達支援教室にも通っているので、特にマイナスなイメージを持つことはなかったです。

 

むしろ、私がなかなか見れない園での様子を見てもらって、アドバイスをいただけたり相談できる機会があることをありがたく思いました。

 

 

巡回相談当日の様子

警戒心Maxのそーちゃん

HSC繊細っ子のそーちゃん。昔っから、いつもの場所に知らない人がいることにとても警戒心を抱きます。

 

巡回相談当日は、2名の相談員の方が様子を見ていたそうです。

 

知らない人が2人もいて、しかも自分のことを見ている

それだけでもそーちゃんは警戒心Max、ご機嫌ななめ、イヤイヤモードに突入です!

 

ホールでの遊びにも参加せず

その日はホールで鬼ごっこのような遊びをしたそうです。

でもそーちゃんは、はしっこで座り込んで見ているだけ。

 

先生は、そーちゃんがその遊びを好きなのを知っているので、誘ってみたものの、全力でイヤイヤ拒否していたそうです。笑

 

先生もそんなそーちゃんのことを分かってくれているので、端っこで見ているそーちゃんをそっとしておいてくれたようです。

 

途中から少し落ち着きを取り戻したそーちゃんは、みんなと一緒に遊びはしなかったものの、みんなの様子をニコニコ眺めていたり、外にいる先生に手を振ってみたりしていたそうです。

 

親との相談時間

約1時間ほど、専門相談員の方がそーちゃんの様子を見てくれた後、私が園に行って、相談員の方とお話をする時間でした。

 

まず最初に言われたのが、「す~っごい警戒されちゃいました」でした。笑

だろうな、と思っていたけど、そーちゃんらしいな。

 

そこから、そーちゃんを見ていて気付いたことなどをお話ししていただきました。

 

みんなと一緒にできないのは悪いことじゃない

ホールでの遊びの様子を聞いて、予想はしていたものの、「やっぱりみんなと一緒に遊んでないのか…」って思ってしまった私。

 

でも、相談員の方に

「みんなと一緒にできるかどうかなんて大事じゃないの。嫌なことを嫌!って全力で表現できている、そのことのほうが大事よ。そこはつぶさないであげてね。」

「それこそ、いやな事でもやらなきゃいけないって時が絶対来るんだから。今は我慢させようとするときじゃないから大丈夫。」

って言われて、ハッとしました。

 

親はどうしても、「みんなと一緒」を望んでしまう。

 

でもそれは親の気持ち。そーちゃんには関係ないんだ。

 

嫌なことを嫌と言えることが大切

f:id:salon_moon:20220119155236j:plain

子供には必ずイヤイヤ期があるように、「イヤ」って表現できるようになるのって成長なんですよね。

 

だから、イヤなことを全力でイヤ!って表現できることはとても大事だと教えていただきました。

「そっか、やりたくなかったんだね。」

「今はイヤなんだね。」

って受け入れてあげることが今は大事。

 

とくにこの日は、警戒心Maxなそーちゃん、本当にいやだったんだね。

でも、そんな絶不調なそーちゃんの様子を見てもらえたのは、逆によかったのかもしれないです。

 

巡回相談のいいところ

巡回相談のいいところは、様子を親に教えてくれるだけでなく、先生方にもその子の特徴や性格、接し方を教えてくれるところ。

 

だから、親と先生で、その子への接し方の共通意識が持てるというのは、とてもありがたいことだなって思いました。

 

そーちゃんの様子を見ていた相談員の方は、ほかにも、そーちゃんが腑に落ちていないだろうなって思っていることを見抜いてくれました。

 

たとえば、午前中のおやつの時間が終わったとき、グループごとにごちそうさまをするとき、そーちゃんが自分のグループじゃないときにごちそうさまをしたそうです。

 

すると先生は「まだだよ~」と言ったそうです。

 

ほかの子なら、あぁまだなのかって受け流す子もいるなか、そーちゃんは

「ごちそうさまは、なぜ場所によってタイミングが違うの?」

「おうちでは食べ終わったらすぐごちそうさまをするのに、なんでかな」

って深~く深~く考えちゃうタイプに感じた、と教えてくれました。

 

だから、言葉や行動に自信が持てなかったり、信用できない部分があるんじゃないかな~って。

 

ほかにもそんな場面を何度か感じたそうです。

 

なるほどな~って。

だから、私もそういうことに気づけたし、先生たちにも相談員の方がお話ししてくれることによって、そーちゃんへの声掛けを変えるきっかけになるだろうし。

 

巡回相談をしていただいて、よかったなと感じた部分でした。

 

 

 

 

 

 

 

smile-blog.hateblo.jp