HSC子育て|子供の叱り方に困った時の対処法

 

 

HSCの子はちょっと叱っただけでも、全面否定されたかのようにすごくショックを受けてしまうことがありますよね。

 

息子もまさにそんな感じ…

だからこそ私も𠮟り方にはすごく気を使っていますが、それが逆にすっごく疲れてしまうことも。

 

そんな子供の叱り方に困った時の対処法をまとめました。

 

 

 

 

HSCの子は自己肯定感を持ちにくい

HSCの子は、ちょっとした否定の言葉でも

人格を全否定された

かのように受け止めてしまうことがあります。

 

息子も

「あ!それダメだよ!」

ってちょっと注意しただけでも、顔に絶望感をただよわせて

私のところに泣きながら抱きついてきたりするので、フォローが大変だったりします。笑

 

HSCの子はそういうちょっとした否定の言葉を

強く受け止めてしまって

自分はダメな人間なんだ…

と自分を否定したり責めてしまうことで

自己肯定感が低くなりやすいという特徴があります。

 

また、HSCの子は集団生活も苦手で委縮してしまい、周りから

✅神経質

✅引っ込み思案

✅行動が遅い

などと指摘されて自分を否定的にとらえてしまうことも多いです。

 

そういった気質のため、HSCの子は自己肯定感を持ちにくいと言われています。

 

HSCの子を叱る時に気を付けたいこと

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①強い口調で叱らない

息子もそうですが、HSCの子は強い口調や大きな声が苦手という子が多いですよね。

 

なので、叱る時でも

口調や声の大きさにはすごく気を使っています。

 

普通の声の大きさでもショックを受けやすい子には

いつもより小さな声でささやくように注意するくらいでもちょうど良いかもしれません。

 

②感情的にならない

私たち親だって人間です。

どうにもならないイライラを抱えてしまうことだってあります。

 

でも、そのイライラを感情的に子供にぶつけることだけはしないようにしています。

 

私は、「叱る」「怒る」ってニュアンスが違うような気がしていて

✅叱る→いけないことはいけないと毅然とした態度で言い聞かせる

✅怒る→感情に任せて理不尽なことも言ってしまう

そんな風に私の中では感じています。

 

怒る時って、同じ行動でもイラっとした時は怒ってしまうし、心に余裕があるときは許せてしまう…

みたいな、ちょっと理不尽な場面もあるんじゃないかなって思います。

 

私もついついそんなこともあります。

 

でもなるべく、「怒る」ではなく「叱る」を心がけて

感情的にならないよう気を付けています。

 

③できている部分も褒めて自信をつける

叱る時も怒る時もそうですが

できていない部分

に対して注意をしますよね。

 

でも、それだけだと子供は否定されたままで終わってしまうので

できている部分

も合わせて褒めてあげるようにしています。

 

✅それはやっちゃいけないことだよね、でもここは上手にできていたね

✅ママこれは嫌だな、こうしてくれた時は嬉しかったよ

✅今回は失敗しちゃったね、次はこうしてみたらどうかな?

など、

 

✅できていた部分

✅どうしてくれたら嬉しいか

✅次やるときのアドバイス

などを一緒に伝えることで、子供は否定のまま終わることがなくなり

自信にもつながります

 

やっぱり自己肯定感が低くなってしまいがちなHSCの子には

注意すると同時に、自信をつけてもらうことも意識しています。

 

とはいっても疲れてしまう時には…

HSCの子は、ちょっとしたことや些細なことでも

ショックを受けたり傷つきやすくて

親としてはすごく気を使ってしまうし、疲れてしまうこともやっぱりありますよね。

 

私も、何度言ってもなかなかやってくれないことや、なおらないことに

イライラするけれど、そのたびに心のイライラを出さないように

感情を抑えて、なんなら笑顔を作って注意するのって疲れます…

 

また、

こんなに傷つきやすくて今後大丈夫なのかしら?

って不安になってそれが悩みになることもありますよね。

 

あまり神経質になりすぎない

そうやって自分も疲れてしまっては意味がないなと思い、

私は最近、叱ることにあまり神経質になりすぎないようにしています。

 

もちろん理不尽なことや感情をただぶつけたりすることはしませんが

必要な場面でしっかりと叱る

ことで、たとえ息子が泣いてしまったりしても、あまり気にしすぎないようにしました。

 

そのかわり、𠮟った後はそのことは引きずらない

笑顔でいつも通り接することを心がけています。

 

そうすると、傷つきやすくてショックを引きずると思っていた息子も

意外とちょっと泣いた後すぐケロっとしたり

一緒に笑顔になって遊んだりします。

 

HSCだからって、泣いてしまうことや傷ついたりすること

必要以上に心配しすぎなくてもいいのかな

って最近は思えるようになりました。

 

子供の心は思っているよりも柔軟で、

回復力もしっかりとあるんだなって感じます。

 

そうやって経験をつんでいくことで

息子もしなやかに強くなっていくのかななんて思っています。

 

✅大声でどならない

✅人格否定しない

✅できている部分も褒める

✅引きずらない

私は最低限それだけ気を付けながら

あまり自分のストレスにならないように過ごしています。

 

子供が繊細すぎて、注意するとすぐ泣いてしまって困る…

という方も多いと思います。

 

でも子供の心はまだまだ成長中!

ずっと今と同じわけじゃない。

今はそんな経験をする時なんだ!

って思って気をラクにしながら、過ごしていきたいなって思います。