もしかしてHSCなのかな?って気づいた息子の行動などあれこれ。

 

 

本当に小さいころから慎重な性格だな~って思っていた息子ですが、

今回は、息子ってHSCなのかな?っていろいろと調べてみるきっかけになった行動などをまとめてみました。

 

 

 

 

HSCの特徴って?

まず、HSCの特徴などをご紹介します。

HSC(Highly Sensitive Child)とは、生まれつきとっても敏感で、繊細な感受性や感覚を持った子どものことをいいます。

 

人種、性別に関係なく5人に1人はHSCの気質を持っているそうです。

 

HSCは治療が必要な病気などではなく、生まれ持った性質であり、個性として受け入れて理解してあげることが大切です。

 

HSCには4つの特徴があるといわれています。

 

①感情のふり幅が大きい、共感力が高い

すぐ驚く、怖がる、よく泣く、癇癪を起しやすいなど、物事・感情にとても敏感です。

人の感情の変化にも敏感で、人が怒ったり、悲しんだりしていると自分のことのように受け取る共感力の強い面があります。

 

②情報を深く処理する

物事や情報を深く受け取り、考えるのも特徴です。

行動を起こすまでに時間がかかり、臆病や引っ込み思案と思われがち。

 

時には大人びたことや、物事の本質をつくようなことを言ったりするのも特徴。

 

③些細なことが気になる

ほかの人が気づかないような、些細な変化なども察知してしまう特徴があります。

 

④刺激を受けやすく疲れやすい

自分の周りで起こっていることすべてに気が向いてしまい、過剰に刺激を受けやすく疲れやすいのも特徴。

 

大勢の人が集まるところは、それだけで大きなストレスにもなってしまうこともあります。

 

 

息子の行動あれこれ

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①初めての場所になかなか慣れない

ハイハイをするようになったくらいの頃から、近所の児童センターなどに行ってみたりすることもありました。

でも、息子は初めての場所はとにかく警戒心Max

 

ほかの子が楽しそうに遊具やおもちゃで遊んでいても、私のそばから離れず抱きついているか、ほかの子をじ~っと見ているだけでした。

 

いつもと違う場所で、色んなおもちゃがあって楽しいかな~って思って連れて行っても、なんのために来たんだ?って思いながら帰ることばかり。

 

5~6回行くうちにちょっとずつおもちゃに手を伸ばすようになった感じでした。

 

今でも新しい場所に行ったり、初めてじゃなくても久しぶりの場所などでも、私のそばから離れず、何か遊びたいおもちゃがあっても、私の手を引っ張って、一緒についていかないと不安なようです。

 

②人になつくまでに時間がかかる

場所と一緒で、初めての人にも慣れるまで時間がかかります。

 

人見知りみたいに知らない人が近づくと泣く、という感じより

✅この人はどんなひとか

✅自分になにかしてくるのか

✅自分の味方なのか

✅ママとどんな関係なのか

などいろんなことを観察して分析しているような印象です。

 

保育園に入ったときも、先生もそんな様子を感じたようで、

まずは心を開いてくれることを目標にしますね」と

最初の2か月くらいはそんな感じでした。

 

③お友達の輪に入らず、まずは観察する

公園でお友達がわ~っと楽しそうに遊んでいても、そこに最初から息子も一緒になって混ざっていくということはないです。

 

まずは離れて観察して

✅みんなは何をしているんだろう

✅これは楽しいことなのかな

✅怖いことが起きないかな

✅自分にもできるのかな

などいろんなことを考えている感じがします。

 

保育園でも、初めての遊びの時はまずは離れて観察

徐々に先生と手をつないで参加してみる。

慣れてきたら一人でも参加できる。

という感じみたいです。

 

公園によくあるアスレチック遊具なんかも、めちゃくちゃ警戒します。笑

 

まずは離れて観察。

次はちょっとだけ登って観察。

ママも一緒に登ってちょっとずつやってみる。

気に入れば一人でもやる。

って感じです。

 

息子より小さい子が、がつがつ挑戦して「危ない」と言われているのを見て、

正反対だなぁって思いながらいつも見ています。

 

④人の感情に敏感

私がちょっとでもイライラしていたり、怒っていたりするのも敏感に感じています。

息子にイライラしているわけじゃなく、ただ疲れているだけの時でも、顔色をうかがうような行動をしてくるので、

あ、感じ取ってる。いけないな」って思うことが多々あります…

 

あとは、ちょっと注意しただけで、す~んごくへこんだりします。

行動を注意しただけでも、すべてを否定されたように感じるのか、泣きそうになってうずくまって絶望しています…

 

○○はやめようねって言っただけだよ~」ってフォローするのもなかなか大変です。笑

 

また、自分の関係ないところでお友達同士がケンカしていたり、泣いていたり、大きな声で叫んでいたりするのも、心がざわざわして不安になる様子が多々あります。

 

お友達の家でそんな光景を見ると、「帰る…帰る…」と言っています。

 

⑤テレビにも感情移入しやすい

好きなアニメなどを見ているとき、明らかに怖いものは子供なら「怖い」って反応をすると思います。

 

でも息子の場合は、それだけでなく、

✅登場人物にいじわるするおばさん

✅とげとげしいことをいうおじさん

✅主人公が子供にいじわるなことをする

✅主人公が不安な気持ちになっている

そんな場面になると、ほかの部屋に逃げていきます。笑

 

「あれ?どこいくの?」

って思ってテレビを見ると、だいたいそんな場面が多いです。

 

子供用の番組とはいえ、とっても敏感に感じ取ったり、感情移入してしまうようです。

 

⑥物の場所や変化に敏感

いつもある場所にそれがなかったり、ちょっと動いていたり。

 

全部のものに対してそうではないのですが、息子の中で決まっているものに関しては、ちょっと動かしただけでも、癇癪を起すこともあります

 

今となっては、どれが動かしたらまずいものかわかってきましたが、最初の頃は何が原因でいきなり癇癪を起したのか分からず、困ってしまうことも多々ありました。

 

その反面、私がちょっと傷に絆創膏を貼ったり、痛いところに湿布を貼ったりしていたのをずっと覚えていて、

ママ、いたいいたい、ないね~

ってずいぶんたっても、覚えていてくれたりします。

 

HSCを理解して見守ってあげる

どうやらこういった行動の傾向が強いな~って思って、相談しているうちに

「HSC」のことを知って調べてみると、まるで息子にぴったりでした。

でもHSCは性格のひとつ

変えなきゃいけないとか、治さなきゃいけないとか、そんなものではないんですよね。

 

理解して見守っていくことが本当に大切なんだなって思います。

 

HSCはマイナスなことにも敏感だけど、同じくらいプラスのことにも敏感

なので、幸せなこともいっぱい吸収してくれたらいいな~って思います。

 

根気はいるかもしれないけど、息子と一緒に私も成長していけたら良いなと思います。